あさりの砂出し

春から初夏に旬をむかえ、あさりがおいしくなる季節です。
ゴールデンウィークに潮干狩りに出かけるご予定の方もいらっしゃるのではと思います。

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なぜこの時期に潮干狩りをするのかというと、満潮と干潮の差が大きくなる大潮が、
春は昼間のちょうど良い時間帯にあるからです。そして、“上巳の節句”に水辺で厄を
落とす風習があった事から、春に磯遊びとして潮干狩りをするようになったとも
いわれています。

潮干狩りは江戸時代から盛んに行われ、江戸前の食材として、朝はあさりのみそ汁、
深川の深川飯、佃島の佃煮など、庶民にたくさん食べられてきました。
潮干狩りで採れたあさりは、まず砂を吐き出させる“砂出し”をします。ボールやバット
にあさりを入れて、3%濃度の食塩水(海水と同じ濃度です。例えば100mlの水に小さじ
1/2の塩を加えて溶かします)を貝が浸る程度に入れ、蓋などをして冷暗所に2~3時間
静かに置いておくと、あさりは水面から口を出して水と一緒に砂を吐き出します。

たくさん採れた時には、砂出しをした後、食塩水から
取り出して冷蔵庫で2~3日は保存が可能です。

和風では、みそ汁、潮汁、あさりご飯、酒蒸し、ぬた、煮物、
洋風では、チャウダー、リゾット、パスタ、バター焼きなどなど、
いろいろな料理に使って、会話をはずませて下さい。

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