シリアルとオートミール

シリアルとオートミール

今年の夏は、とても暑いですね。熱中症になる方が多いようです。
熱中症予防には、こまめな水分補給、程よい塩分補給、睡眠と食事が大切です。
しかし、ぐっすり眠れなかった朝のご飯は作るのも、食べる事も大変な方も多いと思います。

そのような時に手軽に栄養素が摂取できるシリアルでも・・と思いますが、スーパーマーケットのシリアルのコーナーには、種類がたくさんで、どれにしようかと迷ってしまいます。
そこで、今回は代表的なシリアルの種類についてです。
シリアルとは、オーツ麦(えんばく)、トウモロコシ、小麦や玄米などの穀類を焼いて加工したものです。

シリアルの種類
□ オートミール
原材料はオーツ麦というイネ科の植物です。一般にはオーツ麦を精白した後に煎り、ロールで平らに押しつぶしたものです。(これをかゆ状にしたものもオートミールと言います。) 欧米では、オートミールに水を加えて粥状に煮て、牛乳や砂糖、生クリームなどを加えています。オーツ麦は、他の穀類と比較すると、たんぱく質、ビタミンB1が豊富、消化もよいので、離乳食などにも使われています。
□ コーンフレーク
原材料はトウモロコシです。トウモロコシを粗びきにしたコーンミール(トウモロコシ粗びきにした粉)を加熱し、ローラーで平らに押しつぶして焼き上げたもので、アメリカが発祥です。牛乳や砂糖などをかけて食べられます。離乳食や幼児食に使われます。
□ グラノーラ
オーツ麦や小麦などの穀類にシロップや植物油をかけて、焼き上げたもので、アメリカが発祥です。グラノーラにドライフルーツなどを加えたものがフルーツグラノーラです。加えられている食材などにより、カロリーがちょっと高めだったり、栄養成分も異なります。
□ ミューズリー
原材料はオーツ麦やライ麦などの穀物で、精白せずに焼かずに作られ、ドライフルーツやナッツなどが加えられています。スイスが発祥で羊飼いの携帯食だったそうです。
小麦の表皮部分を製粉したものを「ふすま」といい、全粒で作られたミューズリーは、このふすまが含まれているため不溶性食物繊維が豊富で、腸内環境を整える効果があります。

シリアルには、各メーカーなどによって、特徴をつけているため、いろいろな種類がありますが、パッケージを見て、ご自分に合ったシリアルを見つけてください。



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