1日の始まりにはしっかり朝食を摂りましょう!

平成20年度の国民栄養調査での朝食の欠食率は、男女共に20代・30代で最も欠食率が高くなっています。
20代・30代はちょうど父親・母親世代にあたり、その子ども達の年齢では5~6%が朝食を食べていません。

子どもは1日の活動の分に成長のための栄養が必要で、1日2食だけでは必要量のすべてを摂取することは難しく、やせや低身長などの成長障害を起こすことがあります。

家族そろってしっかり朝食を摂りましょう。朝食・昼食・夕食という3食の規則正しい食事のリズムが、正しい生活リズムを作ります。
朝食には、①脳のエネルギー源②体温を上げる③排便を促す働きがあります。

゜*:..。☆*゜¨゜・*:.。☆*゜¨゜♪゜・*:.。☆*゜¨゜゜・*:.。☆*゜゜・*:.。☆*゜
<朝食の主な働き>

①脳のエネルギー源
食べ物にはたくさんの栄養素がありますが、
脳のエネルギー源となるのはブドウ糖(糖質)だけです。
体内に蓄えられているブドウ糖は12時間位でなくなってしまい、夕食で摂った
脳のエネルギー源も、朝起きる頃には脳を働かせるほど残っていません。
そこで、朝食で糖質の供給源となる穀類・いも類・砂糖・果物を食べて補給してあげる
ことにより、脳が働き始め、仕事や家事・子育て、勉強などにやる気や集中力が出ます。

②体温を上げる
体温は19時頃から下がり始め、寝ている時間帯が一番低くなります。
朝食を食べることにより、寝ている間に下がった体温は上がり始め、
身体は活動の準備を始めます。  

③排便を促す
腸は夜寝ている間に大腸を支配する神経が活発に働いて腸内の整理をします。
そして、朝食を食べることにより、胃や大腸の反射神経が働いて排便が起こります。
夜更かしをしたり、朝食抜きでは胃や腸の活動が始まらないために、
便秘の原因となります。

゜*:..。☆*゜¨゜・*:.。☆*゜¨゜♪゜・*:.。☆*゜¨゜゜・*:.。☆*゜゜・*:.。☆*゜



PAGE TOP