節分について③ 大豆といわしの栄養

大豆は「畑の肉」といわれるほど、たんぱく質が豊富で
必須アミノ酸のバランスの良い食品です。

大豆たんぱく質には血中コレステロールの低下作用・肥満の
改善効果などの生理機能があるといわれています。大豆中の
機能性物質として、大豆レシチンは総コレステロールの低下、
大豆オリゴ糖はビフィズス菌を増殖させ、大豆サポニンは抗酸化
作用・血液中のコレステロール・中性脂肪の低下、イソフラボンは
骨粗しょう症予防・更年期の不調改善などがあります。

このため、日本人の長寿は大豆を上手に取り入れた食生活のおかげとも言われています。

いわしもまた、栄養価が高くヘルシーな食品です。
いわしに含まれているカルシウムは骨や歯を作り、骨粗しょう症を予防し、
そのカルシウムの吸収を助けるビタミンDも共に含まれています。
不飽和脂肪酸のEPA・DHAをいわしは多く含有し、血液中の悪玉コレステロールや
中性脂肪を減少して血液をサラサラにします。いわしはヘルシーなだけでなく、
生活習慣病の予防効果など健康効果が注目されている食品です。



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