草かんむりに母

草かんむりに母と書いて“苺”(いちご)です。
母は乳房を表し、“乳首のような実のなる草”というのがこの漢字の意味で、
いちごの母が次々と子どもの株を産むことを表しているそうです。

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いちごという意味は、1月から5月に収穫されるので1・5(いちご)と
言われるなど、語源には諸説あります。

今、皆さんがイメージするいちごは、江戸時代にオランダ船に乗って
やってきたもので、それ以前は、いちごと言えば野いちごでした。
今ではハウス栽培が多くなり、品種改良も進んだ結果、栽培時期が
広がり、秋から翌年の夏頃まで出回るようになりました。

そして、より甘くて大きいいちごを求める消費者の声に答えて、毎年の
ように各地で新しい品種のいちごが発売され、日本は世界有数のいちご
生産国になりました。
…ちなみに最近良く目にする“あまおう”は、甘い・丸い・大きい・うまい
の頭文字からの命名です。

皆さんがいちごの果肉と思っている赤い部分は、花托(かたく)という
台のようなものです。いちごの果実とは、種のような粒々の部分で、私
たちは花托の部分を、味わい楽しんでいるのです。

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いちごにはビタミンC、葉酸、食物繊維が豊富です。1日に10粒食べるだけで
風邪の予防になると言われています。だんだん春は近づいていますが、まだ
まだ寒い日もあります。風邪の予防に、いろいろな種類のいちごを食べ比べ
てはいかがでしょうか?

そのまま食べるのはもちろんですが、ジャム、ケーキやパフェ、ドレッシング
など、最近ではいちごカレーなるものもあるとか・・・
そのまま食べる時には、いちごはとがった方が甘味が強いので、へた側から
食べるとより甘く食べられますよ。



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