10月4日はいわしの日

朝夕は涼しくなり、風はすっきりした秋風、空にはいわし雲・・・ですね。
いわし雲は漁師達がいわしの大漁の兆しとしていたそうです。

10月4日は「1(い)0(わ)4(し)」の語呂合わせからいわしの日に、大阪府
多獲性魚有効利用検討会(大阪おさかな健康食品協議会)によって昭和60年に制定
されました。
以前は、いわしは大量に獲れて安くて栄養価が高いので、庶民の食卓の味方でした。
最近ではびっくりするほどの値札に高級魚?と思うことがあります。

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いわしは、背中に黒い斑点があり料理に良く使われる“マイワシ”、丸干しや目刺しに
なる“ウルメイワシ”、稚魚はしらす干しで成魚になると煮干やおせち料理の田作りに
なる“カタクチイワシ”などの総称です。

いわしに含まれる栄養素は、良質なたんぱく質と脂質に富んでいて、カルシウム・
マグネシウム・リンなど骨の形成に不可欠のミネラルを豊富に含んでいます。EPA、
DHAの働きで血液をサラサラにし、動脈硬化、高血圧予防などに効果があります。
さらにタウリンも含まれています。

いわしは、身がやわらかいので“手開き”して調理します。
小骨も取れるので小さいお子様にも安心です。
最初“手開き”が上手にできなくて身がボロボロになってしまったら、しょうが
などを加えて“たたき”に、または、すり鉢ですって“つみれ”にして、きのこなど
の秋の食材とともにお味噌汁にしてみてはいかがでしょうか。

食欲の秋、栄養たっぷりでおいしい“いわし料理”を作りましょう!

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“手開き”の仕方
① 頭の部分に指を強く入れて頭を落とし、内蔵も取る。
② 水できれいに洗い、キッチンペーパーなどで水気をふく。
③ 腹側から親指を中骨と身の間に入れて、まずは尻尾の方にしごき、
 次に頭の方にしごいて身を開く。
④ 尾の部分の骨を折り、尾の方から中骨を静かに引き上げて、
 ていねいにはがす。
⑤ 包丁で腹の中の黒い部分をそぎ落とす。



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