鶏飯(鹿児島県)

鶏飯(鹿児島県)

奄美群島が薩摩藩の支配下に置かれていた頃に、島民が薩摩藩の役人をもてなし、役人の気持ちを和らげられるようにと作られました。当時、貴重だった鶏を1羽つぶし、丸ごと無駄なく使いつくす先人たちの知恵の料理だそうです。

■ このレシピについて
レシピカテゴリ
レシピテーマ
雑炊・お粥など 肉類 野菜類 きのこ類
定番

材料

■ 2人分 | エネルギー:538kcal | 食塩相当量:2.5g ※エネルギー・塩分量は1人分の値です。
ご飯 茶碗2杯位
[A]鶏むね肉 1枚(100g)
[A]水 2カップ
[A]塩 小さじ1/4
[A]酒 大さじ1
[A]生姜(薄切り) 5g
[B]卵 1/2個
[B]砂糖 小さじ1/2
[B]塩 少々
サラダ油 小さじ1
奈良漬 20g
しいたけ 4枚(40g)
人参 50g
[C]鶏肉の茹で汁 1/2カップ
[C]しょうゆ 少々
さやえんどう 20g
[D]砂糖 少々
[D]塩 少々
[E]鶏肉の茹で汁+水 3カップ
[E]素材力だし こんぶだし 1本
[E]しょうゆ 小さじ1/2
[E]酒 小さじ1
練りわさび 適量

作り方

■ 調理時間:40分
①鍋に湯を沸かし、[A]を入れて10分間位茹で、茹で汁ごと冷ます。
②[B]を混ぜ合わせて薄焼き卵を焼き、4cm長さ位の千切りにする
 (錦糸卵)。奈良漬は細かく刻む。
③しいたけは石づきを取って薄切り、人参は4cm長さ位の千切りにし、
 [C]の茹で汁でさっと茹でる。
④さやえんどうは、色よく茹でて冷水に取り、千切りにして[D]
 をまぶす。
⑤[E]を合わせて加熱する。
⑥ご飯を盛り、具を色よくのせて、⑤の汁をかけ、わさびを添える。

奄美大島の郷土料理である鶏飯(けいはん)は具をのせたご飯に鶏スープをたっぷりかけていただきます。
鶏肉は高たんぱく質・低脂肪で、あっさりしているので、和風料理との相性がよく、日本各地の郷土料理に利用されています。煮物、鍋物、スープにすると鶏のうま味を十分に味わうことができます。パパイヤの漬物を入れて本格的な味わいを楽しむのもいいですね。




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