旬のたけのこ
今たけのこが旬を迎えています。
食用のたけのこは、孟宗竹(もうそうちく)、淡竹(はちく)、
真竹(まだけ)、根曲がり竹などがあります。
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たけのこは「古事記」にも記載されていて、日本で古くから食べられています。しかし、
現在の食用たけのこの代表である孟宗竹は、江戸時代に中国から伝わってきたそうです。
たけのこの語源は、「竹」の子どもであることから、「竹の子」です。漢字では「筍」
とも書きます。「筍」という漢字は、「たけかんむり」に「旬」と書きます。
「旬」とは、一ヶ月を3つに分けて、「上旬」「中旬」「下旬」の期間になります。
たけのこは、帽子を掛けて忘れてしまうと、翌日には手が届かなくなってしまうなどと
言われるほど成長が早いので、土から目を出したら1旬(10日間)で竹になってしまう
ことから、「筍」の漢字になりました。
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「竹」は、「松竹梅」としておめでたいものの1つに選ばれています。
「松」は一年中緑を保つ持久力、「竹」は屈することなくまっすぐ伸びる成長力、
「梅」は寒い冬にどんな花より1番先に良い香りで咲く花の生命力を表わしています。
ちなみに、お寿司屋さんなどでで、「松」「竹」「梅」のメニューがありますが、「並」
より「梅」の方が注文しやすいであろうとのことから使われるようになりました。
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今が旬のたけのこを、“若竹汁”“木の芽和え”“たけのこご飯”“てんぷら”などなど、
味や食感をぜひ楽しんで下さい。