なぜ料理名の呼び方の順番が入れ替わるの? どちらが正しいの?

連日、体温を超えるような暑さが続いています。暑くても食欲をそそる料理の一つが、カレーライスではないでしょうか。
皆さんは、「カレーライス」と呼びますか? 「ライスカレー」と呼びますか? 現在では、「カレーライス」と呼ぶ方が多いと思いますが、ご高齢の方には「ライスカレー」と呼ぶ方も多いように思います。
「ライスカレー」の呼び方は、明治時代から使われ、ご飯にカレーをかけた料理として親しまれていたようです。一方、大正時代の終わり頃の料理書には「カレー・ライス」という表記があるそうですが、昭和になると、即席のカレールウが登場して、家庭でもカレーが作られるようになりました。「カレーライス」という呼び方も、次第に広まっていったようです。
同じように、「レバニラ」「ニラレバ」、どちらで呼んでいますか?
この料理は、韮菜炒牛肝(ニラとレバーの炒め物)という中国料理の名前に由来するため、「ニラレバ」のほうが中国料理の名前の語順に近い呼び方です。一方、「レバニラ」という呼び方については諸説ありますが、漫画の登場人物が「レバニラ炒め」と言い間違えるギャグなどの影響で、広まったとも言われています。
このほかにも、同じ料理でも地域や時代によって、名前が異なるものが数多くあります。
いずれも間違いというわけではなく、時代や地域、暮らしの変化などによって、少しずつ形を変えてきたのですね。
皆さんのご家庭では、「カレーライス」? それとも「ライスカレー」ですか? 「レバニラ」? それとも「ニラレバ」ですか?

