春の訪れを感じる食卓に“菜の花”

3月となり暦の上ではもう春ですが、大雪やインフルエンザの流行と、
まだまだ厳しい冬のニュースが続いています。

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春の訪れを感じる野菜の代表は、“なばな”として売られている“菜の花”が
あげられます。

菜の花の旬はもちろん早春ですが、まだ寒い今頃から出回り始めています。
菜の花は、アブラナ科の野菜で、かつてはアブラナと言われるように、
油を採るために栽培されていました。春になると近所の畑が黄色に染まり、
白いモンシロチョウがたくさん飛んでいる光景が懐かしいです。
現在では野菜として食べられる方が多くなっています。

栄養成分は、カルシウム、鉄、β-カロテン、ビタミンCが豊富です。
β-カロテンは免疫力を高め、風邪を予防してくれます。
さらに、ビタミンCはコラーゲンの合成に働くため、血管や皮膚、粘膜などを
強くして、風邪を予防し、回復も早めてくれます。
空気が乾燥して肌荒れが気になるこの季節ですが、ビタミンCは美肌に効果があり、
鉄は貧血の予防効果と、女性にとっては、うれしい効果がたっぷりの菜の花です。

独特のほろ苦さがあるので、茹でてから調理しますが、茹で過ぎるとせっかくの
ビタミン類が損失してしまうので、茹で時間は短くして、すぐ冷水にとって、
冷まして絞りましょう。

おひたしやごま和え、からし和え、サラダなど、油で炒めたり、揚げると苦味が
やわらぐので炒め物や天ぷらなどもおすすめです。
 



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