鶏もも肉と鶏ムネ肉の使い分け

鶏もも肉と鶏ムネ肉の使い分け

健康志向の高まりから、鶏むね肉やささみ肉が人気ですね。
鶏肉は繊維が細かくて肉質が軟らかく、味は淡白なので、お子様からお年寄りま
で幅広く好まれる、日常食に使いやすいたんぱく質源です。

鶏肉にはさまざまな部位があり、それぞれの部位ごとに
特徴と適した料理があります。

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■もも肉
脂肪が少し多い部分です。肉質はやや硬めで弾力があり、味にコクがあるので、
ステーキやぶつ切りにして唐揚げカレーシチューなどに使います。
鶏もも肉のレシピを見る ▶︎

■胸肉
脂肪とエネルギーが少ない部分です。加熱するとややパサつきますが、軟らかい
肉質です。繊維に沿って細切りや薄切りに、また手で裂くこともできます。
淡白な味なので、炒め物、煮物、蒸し物サラダなど、どんな料理にも向きます。
パサつきが気になる時には、下処理としてかたくり粉や小麦粉などをつけて調理
すると、パサつきを防ぐことができます。
鶏むね肉のレシピを見る ▶︎

■手羽肉
腕から手羽先までの部分です。さらに手羽元、手羽中、手羽先と分けられます。
食べられる部分は少ないですが、ゼラチン質が多く、じっくりと煮込むと味が
出てきます。シチューやカレー、水炊き煮物、焼き鳥などに使います。
鶏手羽元・手羽先のレシピを見る ▶︎

■ささみ
笹の葉の形に似ているので、ささみと言われます。左右の手羽の内側から1本ずつ
取れます。たんぱく質が多いですが、脂肪が少なく、もっとも軟らかい部分です。
とても淡白な味なので、汁物、蒸し物、揚げ物、和え物、サラダなどに使います。
鶏ささみ肉のレシピを見る ▶︎

■副生物
各部位は焼き鳥として知られていますが、皮はさっと茹でて和え物や炒め物、栄養
価の高いレバーは炒め物や煮物、砂肝も炒め物や煮物、歯ごたえの良い心臓(ハツ)
は炒め物、腸(ヒモ)は煮物などに使います。
骨(ガラ)を生姜やねぎと水から煮だすと、美味しいスープを取ることができます。

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同じ料理でも使う部位により食感や味わいが異なるので、いろいろと
使い分けてみて下さい。きっとお好みの料理が作れると思います。



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